青雀の散歩未知

未知なる日常のあれこれ綴り。

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Canon eos 20d と PENTAX istDL2 の画質比較 




Canon eos 20dPENTAX istDL2の描写の印象がかなり違ったので、
ペンタ君が旅立つ前にちょっと画質の比較をしてみた。

撮影にあたっての条件は以下の通り。

●使用カメラ:Canon eos 20d, PENTAX istDL2
●レンズ:HELIOS-44-2 58mm F2 (M42)
●焦点距離:58mm(35mm換算で20Dは約93mm、istDL2では87mm)
●三脚で固定し撮影
●撮影モード:マニュアル
●絞り:F4
●露出時間:各感度で両カメラ共通
●ホワイトバランス:オート
●ノイズリダクション:オフ(20Dはオフできませんでした)
●仕上げモード:
 EOS 20D→標準メニューの「パラメータ1(鮮やか系)」「パラメータ2(ナチュラル系)」
 istDL2 →標準メニューの「鮮やか」「ナチュラル」
●画質モード:RAW
●フラッシュ:未発光
●現像:RAWデータをZONDER PHOTOSTUDIO12で現像(調整無し)
※EOS 20Dの等倍のみDigital Photo Professionalで現像(調整なし)
●ISOパターン:200,400,800,1600,3200


まずは、それぞれの画の風合いを見ていただきたい。

Canon EOS 20D
iso200-1-800.jpg
露出時間 1/60 s、ISO 200、仕上げモード「パラメーター1(鮮やか)」

PENTAX istDL2
ISO200-1-800P.jpg
露出時間 1/60 s、ISO 200、仕上げモード「鮮やか」

どうでしょうか。
同じ条件で撮影しても、こんなに描写が違います。
肉眼で見た状態に比べて、Canon EOS 20Dは、やや明るめに発色しますが、PENTAX istDL2は、うす茶色のフィルターがかかっているかのような全体的に濃い発色です。実際の色見に近いのはキャノンのほうですね。
比べると、ペンタックスのほうがシャープでメリハリがありますね。見た目よりも被写体の存在感をドラマチックに出そうとしている意図がうかがえますね。
一方、キャノンのほうは、ドラマチックな存在感を強調するよりも、むしろややソフトで繊細な方向で表現しようとしているように感じますね。

次にISO感度別の描写比較です。
以降、下の写真のように、左にCanon EOS 20D、右にPENTAX istDL2で撮った写真が並びます。
camera.jpg

■ISO100↓Canon EOS 20Dのみ)
ISO100.jpg
上が「パラメータ1(鮮やか系)」下が「パラメータ2(ナチュラル系)」
露出時間 1/30 s
■ISO200↓
上段が「パラメータ1(鮮やか)」下段が「パラメータ2(ナチュラル)」以降変わらず。

iso200.jpg
露出時間 1/60 s
■ISO400↓
iso400.jpg
露出時間 1/125s
■ISO800↓
ISO800.jpg
露出時間 1/320s
■ISO1600↓
ISO1600.jpg
露出時間 1/640s
■ISO3200↓
ISO3200.jpg
露出時間 1/1250s
こうして比べてみると、キャノンの色見は高感度になってもそれほど変化がなく安定しているけれど、
ペンタックスはISO1600あたりから色あせてくるのがわかります。
特に真中の車の上にある濃いピンクの花の色に注目すると、色見の変化がわかります。


次に、等倍のセンター切り出しを見てみます。
■ISO100(等倍センター切り出し)↓
iso100等倍
■ISO200(等倍センター切り出し)↓
iso200等倍
■ISO400(等倍センター切り出し)↓
ISO400等倍P
■ISO800(等倍センター切り出し)↓
iso800等倍
■ISO1600(等倍センター切り出し)↓
iso1600等倍
■ISO3200(等倍センター切り出し)↓
iso3200等倍

等倍で見ると、より描写の違いが鮮明になりますね。
ちとキャノンのほうがピンが甘かったかもしれませんが、それを差し引いてもかなりの違いがあります。
ペンタックスのほうは、かなりカリカリというかシャープネスとコントラストを強調した処理をしているようです。
キャノンはノイズリダクションのオンオフができなかったため、ONの状態ですが
ペンタックスはノイズリダクションOFFになっていますので、その違いかなーとも思ったのですが、どうも違うようですね。
その根拠が下の写真です。

iso200エッジ処理比較

上の写真は、ISO200の等倍を、さらに3倍ほど拡大したものです。
アルファベットの文字やボンネットの色の変わり目をご覧になっていただくと分りますが、
ペンタックスのほうは輪郭を強調するために実際にはない境界色を入れて処理してますね。
これがカリカリとした骨太なシャープさの原因と感じました。

これに、実際よりも色が濃くなるような処理を合わせることで「濃くてはっきりした描写」を作っているのでしょうね。
ここのところペンタ君の描写に違和感があったのは、どうもこのような処理の仕方が原因のように感じました。
まあ、これは好みの問題ですねー。

フィルムカメラの場合は、レンズとフィルムの両方が交換できるので、自分好みの画をつくることができますが、
デジタルカメラの場合、レンズは交換できてもカメラに内蔵されている画像処理ソフトは交換できないので、
描写の方向性がメーカーによって決まってしまいます。
(いくらPCの画像ソフトでレタッチ可能といっても、基本的な描写のテイストは変えられないように感じます。)
ですのでカメラ選びがとても重要になると感じます。

ここ1年でひととおりのメーカーを使ってみたわけですが(みな古い機種ですけれども。。)
ぼんやりとではありますが、それぞれのメーカーの意図する描写が見えてきたように感じます。
シャープさや、はっきりくっきり感が好みならNikonやPENTAX
繊細さや自然な感じならばCanonやOLYMPUSあたりでしょうかねー。
SONYはどちらかというと後者のほうに含まれるように感じますが、どうも色の分離がすっきりしてないような印象があります。
でも今時の機種は全く触っていないので、もしかしたら描写の方向性も変わっているかもしれませんが。。

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