青雀の散歩未知

未知なる日常のあれこれ綴り。

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世界 






近頃、「世界」について考えることが多い。

個々の人が見ている世界、集団で見ている世界、世界の違い、様々な世界。。

目に見える木々や空、色彩、物理的な現象というのは 「おそらく」 多くの人々にとって同じように見えているのだろう。
それらを指し示す言葉と、その言葉でやりとりすることにそれほど混乱がないから。

しかし、個々の心象や感じ方、共鳴点、関心の向き、反応の仕方というのは、本当に様々である。
花の美しさに共鳴する人もいれば、まったく共鳴しない人もいるし、僕のパートナーのように動物好きで動物の生態に関する新しい情報に触れるやいなや、まるで予期せぬおやつに出くわした幼子のように喜びに溢れる人がいるかと思えば、僕のようにほとんど動物には関心がなかったりする人もいる。

かと思いきや、意外なところで共通の反応があったり、個々においても共鳴点や関心の向きが変化したりと、固定的に捉えられないところがまた面白いのだが。

それで、今僕は何を書こうとしているのかよくわからなくなっている(笑
まあ、こういうことを書こうと思うこと自体最近はめずらしいことなので、そのまま書き続けてみるのだ。

で、おそらく同じようにみえている物理的な現象と、おそらく個々で違う心象世界(とでも呼んでみる)は、なぜか相互に呼応し、作用し合っていて、ますます複雑な様相となっていて
この現象のわからなさ、不可思議さにさらなる拍車をかけているわけなのだが。

ああ、いまこの記事を書こうと思った趣旨を思い出した。
それは2つ。

1つは、個々が共鳴している世界、見ている世界、あるいは紡ぎだしている世界の面白さ、尊さ、素晴らしさ。
もう1つは、個々の世界を比べ、批判しあうことの暴力性、というかエネルギー効率の悪さ。

料理が好きな人、音楽が好きな人、政治が好きな人、鉄道が好きな人、精神世界に魅せられる人。。
人間ってほんとうにいろいろな共鳴点で反応していて、それを生きている。
その関心のある領域で、どんどん個性的なものを創造し続ける人、ほんとうに凄いなぁと感じる。
その創造された表現に触れ、素直に受け取り、共鳴し、その喜びを表現する人、おなじくらい凄いことだなぁと感じる。
もちろん、その様々な世界の中では、ある人にとってはまったく共鳴しない世界があったり、むしろ嫌悪の反応を催すものもあるわけだが。。
つーか、この「心象世界」の多様性と、ダイナミクス、変化、エネルギーの交錯。
凄いと思うんですよね。こんなことが次々と起こり続けていること自体が。

そーいえば「趣味」という言葉ありますね。
一般には、「道楽」の意味合いと「センス」の2つの意味があるようで。

僕は人間が趣味として何かに関わる、というよりも、人間自体が「趣味」そのもの、体現のようだと思うのです。
その個々の人間の反応、共鳴、活動のありよう自体が「趣(おもむき)」そのものであって、「味」そのものだなぁと。
個々の「趣」「味」の多様性。これって、本当に面白い。
「普通の人」や「庶民」「サラリーマン」などどいう暴力的といえるほどの通念的なカテゴライズに惑わされなければ、日常の人のありようは愛しいほどに多様で面白い。

で、悲しいなあと思うのは、この「趣」が、なぜか別の「趣」を執拗に批判したり、排除したり、同化させようとしたりする運動。
まあこれも実際に日常で起きていることではあるし、なので争いというのは常に人間世界では絶えないわけで、それも「神の戯れ」と結論付けてさらっと合理化することもできるようだけれども、僕的には悲しい。
もちろん、僕が人(趣)を全く批判しない、争わない、というわけではなく、僕自身の日常のありようを含めての実感なのだが。

で、人は長らくこの争いを収められないかと試行錯誤してきているわけで、その解決手段の一つとして「平和思想」や「宗教」、あるいは自分自身の精神を自由で平和なものに変容させようとする精神修練的な取組みがあるのだろうけどね。
でも、なぜかそこに入れば入るほど他の手段(世界)との対立が起きて、宗教戦争や、他者批判が激化するという矛盾が起こるのも人間だよなぁとセツナイ現実があるわけで。。

ただ僕の実感では、この対立や批判というのは道徳的な善悪と言う意味で良くない、という以前に
エネルギー的に不効率というか、エネルギーが流れようとしているものを滞らせるというか、
無用のひっかかりという感じがしてならない。

これは僕の気質なのかな。
戦うことに喜びを感じる趣というのもあるもんね。真理を立てる喜びとか、征服する手ごたえがたまらんとか。。
でもそういう趣には共鳴しないんだな。この青雀という個体は。
それでこんなことを書きたくなったのかな。

つーか愚痴だなこりゃ(笑

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